活躍する卒業生

現在は海外発電所の投資事業に従事しています。現地の政府関係者、メーカー、銀行などと交渉したり、グローバルに構成されたプロジェクトを運営したりと、海外出張が多い部署です。
サークル、ゼミ、留学などすべてに全力を注いだキャンパスライフでしたが、一番の思い出は卒業論文の執筆です。ゼミの仲間と切磋琢磨し、自分で設定した問いに対する答えを出すべく、図書館に通いながら書き上げました。
観光学部ではホテル投資について積極的に勉強しましたが、いまの仕事は投資対象が発電所に変わっただけで、学生時代の学びと共通する部分も多いと感じています。観光学部で培った新しい視点が、ビジネスの現場でいかされていると強く実感しています。
地域コミュニティにおける課題解決のお手伝いや、コミュニティ施設の管理・運営などをとおして、市民主体の地域づくりを推進しています。市民の皆様と意見を交わし、悩みながら解決策を模索しています。
学生時代に所属していたゼミでは、フィールドワークを行うだけでなく、レポート完成までの作業手順を自分で考え、必要な行動を選択する姿勢を身につけることができましたが、これは社会人にとって大変重要なスキルだと考えています。
さまざまな学問分野からのアプローチや、現地まで足を運び、見て、聞いて、考えるフィールドワークを重視する観光学部での学びは、物事を多面的に理解する視点を養うだけでなく、新しい気づきと成長をもたらしてくれました。