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観光は現代社会を映し出す鏡

  • 橋本 俊哉 観光学部長
    Hashimoto Toshiya
    Profile
    立教大学社会学部観光学科卒業。立教大学大学院社会学研究科博士前期課程、東京工業大学大学院理工学研究博士課程修了。本学社会学部専任講師などを経て、現在観光学部観光学科教授。博士(工学)。主な著書に『観光回遊論−観光行動の社会工学的研究』(風間書房、1997年)、『観光行動論』(編著、原書房、2013年)。
  • 私たちは、人やモノ、情報がグローバルに行き交うことが当たり前の社会に暮らしています。人が移動すると経済効果が生まれ地域振興に繋がるだけではなく、旅行者と受け入れ側の人びととの交流は新たな文化を生む源泉となります。旅行者にとっても、生活圏を離れた地を訪れることで知的好奇心が刺激され、自らの生活文化の良さに改めて気づくことも少なくありません。
    もはや私たちにとって欠かせない存在と言える観光の形態は、時代によって大きく変化してきました。現代の日本でいえば、“見る観光”から“体験する観光”へとウエイトが移行する中で伝統文化に改めて目が向けられたり、エコツーリズムやヘルスツーリズムが注目されるようになり、都市型の新しい形態の観光が誕生したりしています。観光は、まさに「現代社会を映し出す鏡」なのです。
    観光学は、このようなすぐれて現代的な社会現象である観光の影響や効果の解明、新たな観光形態が誕生した背景や現状の分析などをとおして、現代社会やこれからの社会のあり方、さらには人間そのものについての理解を深めようとする学問です。
    日本の4年制大学でもっとも長い観光教育の歴史を持つ立教大学は、常に日本の観光教育をリードしてきました。卒業生は、国内のみならず世界各地で活躍しています。こうした伝統とネットワークに支えられた観光学部では、旅行ビジネスの枠組みを超えて、観光をとおして魅力的な社会を創る、さらには人びとの生活を豊かにするために何ができるかを追求し、理論と実践を両輪として、新しい社会を創り上げる挑戦をします。その主役は皆さんです。ぜひ一緒に、伝統ある立教大学観光学部で学び、日本を、そして世界を変えていきましょう。