研究紹介
野田健太郎教授が「BCAOアワード2022」優秀研究賞を受賞しました
2023.5.24
野田健太郎教授が「BCAOアワード2022」において優秀研究賞を受賞しました。「BCAOアワード」は特定非営利活動法人・事業継続推進機構(BCAO)が、日本の事業継続(BC)の普及に資するため、その普及や実践等に貢献した個人・団体を表彰するもので、2006 年度に創設され、今回が 17 回目の表彰となります。
選考理由は以下のとおりです。
編著書である『観光産業のグレート・リセット』(立教大学観光学部 野田健太郎、橋本俊哉、西川亮らの共著)は、新型コロナの影響を受けて大きな打撃を受けた観光産業の復興・復活について現状と課題を分析し、今後の業界の復興と成長のために必要な視点を示したものである。なかでも同氏が執筆した第7章は、観光業界におけるBCPの重要性について課題を提起し、コロナ禍における観光産業の改善すべき点をSDGsの取り組みや既存事業に加えた新たな展開の必要性を示唆しており、同じく第 8 章は、イベントリスクの認識とビジネスデザインのために事業の捉え方の見直しについて提言している。これらは、今後、観光産業の復興とサステナビリティの確保において認識すべき視点を提供しており、BC面でも価値の高い研究として評価される。
詳細は大学ウェブサイトに掲載されています。