研究紹介
新刊『転換する観光経験 ポスト社会主義国キルギスにおけるソ連時代経験者の観光実践を中心に』
2021.5.10
グリザット・アコマトベコワさん(立教大学大学院観光学研究科博士後期課程修了)の博士論文をもとにした単著『転換する観光経験 ポスト社会主義国キルギスにおけるソ連時代経験者の観光実践を中心に』が刊行されました。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784901988377
『転換する観光経験 ポスト社会主義国キルギスにおけるソ連時代経験者の観光実践を中心に』
著者 | アコマトベコワ、グリザット(AKMATBEKOVA, Gulzat) |
出版社 | 立教大学出版会 |
発行日 | 2021/3/30 |
ISBN | 9784901988377 |
価格 | 3,080円 |
内容(出版社HPより)
資本主義社会を前提としてきた観光の概念は、様々な社会体制を踏まえた議論により拡張される可能性を秘めている。本書は社会主義と資本主義の二つの社会体制を経験したキルギス国民のライフヒストリーから、体制転換に伴う観光の変容を、観光に関わる制度・制約、観光の動機と社会的機能、観光に付与された意味を中心に解明する。
第1章 | 序論 |
第2章 | キルギスにおける観光の展開 |
第3章 | キルギスにおける社会階層と観光 |
第4章 | ソ連時代経験者のライフヒストリーからみるキルギス国民の観光 |
第5章 | キルギスにおける社会体制転換と観光に与えられた役割・意味の変容 |
第6章 | 結論 |