キャリア
株式会社JTB代表取締役社長執行役員 山北 栄二郎氏が「旅行業経営実務」のゲスト講師として登壇しました
学部3~4年生対象の科目「旅行業経営実務」(担当:風間欣人)は、将来、旅行産業、ツーリズム産業において中核的な役割を担う「人財」の育成を目的として、旅行産業の現状と課題、環境変化への対応、将来展望などを理解し、事業の第一線で活躍する経営者・実務担当者から「ビジネスの面白さ」「情熱」を直に学んで貰うことを目標としています。
第2回となった10月3日(月)の講義は、株式会社JTB代表取締役社長執行役員 山北 栄二郎氏をゲスト講師として迎え、受講生から事前に募集した質問に答える「Q&A方式」にて行いました。
「コロナに直面し、JTBの経営が厳しい状況にあった時どのようなことを考えましたか。」など踏み込んだ質問にも、山北氏は経営者の視点で真摯に回答して下さり、メモを取りながら熱心に聴いている受講生の姿が印象的でした。これから就職活動を始める学生には、活動につながる、来年度から社会人となる学生には、社会人としての心構えなどが伝わる講義となりました。
受講生の感想(抜粋)
「コロナに直面した際、動けなくなった会社が多い中で、「病はいつか必ず治る」と信じて原点回帰したお話を聞いて、JTBが今でも日本一の旅行会社である底力を見たような気がした。」
「今回の講義の中では、観光業以外にも役に立つお話(働く上で大切にすべきことや危機的状況における経営方針の取り方)も多く、とても学びのある機会になりました。」
本講義では今後も、旅行産業、ツーリズム産業のマーケット環境の変化とそれに対応する旅行会社の具体的な人事戦略、経営戦略、財務戦略、ブランド戦略及び旅行関連ビジネスの経営などを計14回の講義を通して学んでいきます。
▲自己紹介をしている山北氏
▲学生からの質問に回答する山北氏(左)と科目担当の風間欣人特任教授(右)
▲学生に熱いエールを送る山北氏