活動の報告
観光学部の学生が「一般社団法人 ジャパンショッピングツーリズム協会 新春セミナー」で発表を行いました
観光学部「旅行産業演習2(B)」(担当:風間欣人特任教授)では、観光や旅行の現場での実務を通じて、課題解決の方策や取り組み方を自ら考え、「環境変化に対応できる実践的なものの見方や考え方、及び社会人としての必須のスキル」を身につけることを目標にしています。
演習では、3つの班に分かれて「訪日インバウンド・ショッピングツーリズム推進に向けた提言」について取り組み、最終授業で成果発表を行いました。その中から、地方部におけるスポーツ観戦を起点とした訪日インバウンド・ショッピングツーリズム促進策(地域のスポーツ事業者と宿泊事業者連携、スタジアム内一括免税カウンター設置など)について提案を行った班(観光学部3年の根本 彩那さん、岩村 歩さん、新谷 優芽さん、飯田 愛樹さん、木村 千奈都さん、瀬川 俊也さん)が選ばれ、2024年1月23日(火)に一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会の新春セミナーでプレゼンテーションを行いました。
出席したツーリズム業界・小売流通業界の関係者からは以下のような感想を頂きました。
- 地方部におけるスポーツ観戦の可能性については以前より考えており、ショッピングや免税を取り入れた今回の発表は興味深かったです。
- これからのツーリズムを担う学生からフレッシュな考え方を感じ取ることができ、大変刺激を受けました。
- 地域が一体となる取り組み、またホームゲームの観点で地域のリピーター化につながる良い企画だと思いました。
また、同協会会長の田川 博己氏(現 東京商工会議所 副会頭)からは「スポーツ×地域の産業×ショッピング(免税)といった掛け算による相乗効果・6次産業化の発想は素晴らしい。国体(国民体育大会)といった日本のスポーツの祭典などにも訪日外国人を誘客し、ショッピングに繋げていけると良いと思います。皆さんが考えたアイデアを、将来就職した先で実現していただけることを願っております」といったコメントも頂戴しました。
※一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会は、ショッピングを軸とした訪日観光プロモーションを通じて、日本の魅力(おもてなし・こだわり・くらし)を世界に伝え、訪日旅行客の増加と満足を高めるため、おもてなし事業者の充実を目指している団体です。
■一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会の会員一覧はこちら。
https://jsto.or.jp/about/members/
▲プレゼンテーションを行う学生たち
▲学生のプレゼンテーションに対して出席者からコメントが寄せられました。
写真中央右:一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 代表理事 会長 田川 博己氏
写真中央左:同協会 代表理事 事務局長 新津 研一氏
▲セミナー参加企業の皆様と一緒に