研究紹介

観光学科の鍋倉咲希助教の単著が刊行されました

2024.3.8

観光社会学を専門とする鍋倉咲希助教の単著『止まり木としてのゲストハウス――モビリティと時限的つながりの社会学』が刊行されました。本書は、東南アジアで展開する日本人向けゲストハウスを訪れる観光客を例に、旅先で人びとがどのように出会い、交流し、新たな関係性を紡ぎだすのかを、社会学の観点から明らかにするものです。長期間のフィールドワークとモビリティ研究の理論的整理から、現代社会における一時的なつながりの意味を探っています。

なお、本書は立教大学大学院観光学研究科に2023年3月に提出された博士論文をもとに執筆されています。

 

『止まり木としてのゲストハウス――モビリティと時限的つながりの社会学』

著者 鍋倉咲希

出版社 晃洋書房

発行日 2024/02/29

価格 5,060円(税込)

ISBN 9784771038264

https://www.koyoshobo.co.jp/book/b641539.html

 

 

 

 

 

全体の構成

序 章 旅先の一時的なつながりをめぐって

第1章 モビリティと「居合わせる」つながりの理解に向けて

第2章 ゲストハウス・バックパッカー・東南アジア―日本人バックパッカーのつながり

第3章 舞台としてのゲストハウス―交流の型とその生成プロセス

第4章 時限的つながりの社会的意味―とぎれの可能性

補 説 つながりの継続可能性とその技法―再接続・旅友・ディスコネクト

第5章 共在と無為によるつながり―「何もしない」観光から考える

終 章 「居合わせる」ことによるつながり