キャリア

正課「観光インターンシップ」をご紹介します

2020.1.9

立教大学観光学部では、正課の科目として「観光インターンシップ」と「経団連インターンシップ」を開講しています。実習と事前学習・成果報告会などを効果的に組み合わせた質の高い学習機会ですが、実際に「観光インターンシップ」でどのような活動を行っているのか、一例をご紹介します。

 

観光学科の岩坪さくらさんは、今年度「観光インターンシップ」を受講し、岐阜県飛騨市で実習を行いました。飛騨市では商工観光部観光課で「飛騨ロゲイニング in 神岡町」というイベントを企画し、参加者が訪れるポイントの選定、地元の人たちへの協力要請やガイドブックの作成など、イベントを成功に導くためのさまざまな作業に携わりました。

夏休みの実習以降も岩坪さんは主催者の一員としてイベントに関わり続け、11月の開催時には同じく観光学科の小菅陽菜さんと野本遥花さんも加わって、現地での運営に当たりました。岩坪さんの報告をお読みください。

 

イベントの概要

飛騨市観光課でのインターンシップで、飛騨市神岡町で開催するロゲイニングの企画と運営に取り組みました。

ロゲイニングとは、まちの名所からマニアックな箇所まで、町中の至るところに存在するチェックポイントを回り、チームごとに点数を競うまち歩きイベントです。参加者はマップとガイドブックをもとに歩き回り、写真を撮影してポイントを集めます。ガイドブックには、地域の方と写真を撮ってもらったり、そのまちならではの体験をしたりすることでポイントが獲得できるミッションが設定されています。

 

イベントの成果

飛騨市やその他の地域に住む68名もの方に参加していただきました。神岡をよく知らない方に神岡の魅力を感じてもらえただけなく、地元の参加者の方にも「隠されたポイントを発見できて、探検みたいで楽しかった!」「神岡に住んでいるけれど、気づいてない場所があり、ビックリしました」と楽しんでいただけました。また参加賞として地域限定の商品券を配布してイベント中に使っていただいたり、参加者と地域の方々が交流する機会を設けることができたりと、開催地である神岡と関わり合いのあるイベントにできたのではないかと感じています。

 

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