活動の報告
観光学部の学生が「一般社団法人 ジャパンショッピングツーリズム協会 新春セミナー」で発表を行いました
観光学部「旅行産業演習2(B)」(担当:風間欣人特任教授)では、観光や旅行の現場での実務を通じて、課題解決の方策や取り組み方を自ら考え、「環境変化に対応できる実践的な視点と考え方、及び社会人としての必須のスキル」を身につけることを目標にしています。
演習では、3つの班に分かれて「訪日インバウンド・ショッピングツーリズム推進に向けた提言」に取り組み、12月下旬の授業で成果発表を行いました。その中から、船上でのショッピング体験と日本文化や地域の特色を活かした特別なクルーズ体験とを融合させた訪日インバウンド富裕層向けショッピングツーリズム促進策について提案を行った班(観光学部3年:清造菫さん、黒田萌衣さん、皆川結菜さん、三谷典加さん、山本康生さん、宮嶋理沙子さん、近藤万由子さん)が選ばれ、2025年1月17日(金)に一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会の新春セミナーでツーリズム業界・小売流通業界の関係者に向けてプレゼンテーションを行いました。
発表後、田川博己会長(東京商工会議所副会頭)および伊東香織倉敷市長と学生との直接の意見交換の機会をいただき、提案内容やショッピングツーリズムについて貴重なご意見を伺いました。また好本達也副会長(日本百貨店協会会長)より、「全体的に非常に良くできた提案内容だと感じました。更に素晴らしい企画にするためには、価格設定を原価からの積み上げにとどめず、『この企画をこの価格で提供したい』という強い意志を明確に示すことで、企画全体がより魅力的になるでしょう」という貴重なフィードバックをいただきました。
金子佳喜副会長(株式会社ジェーシービー常務執行役員)からも「訪日インバウンド富裕層の心に響く、時代を捉えた魅力的な提案でした」とのお言葉をいただき、企画の方向性に対して高い評価を頂戴しました。
これらのフィードバックを糧に、さらに魅力的で価値のある企画となるよう取り組んでまいります。
※一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会は、ショッピングを軸とした訪日観光プロモーションを通じて、日本の魅力(おもてなし・こだわり・くらし)を世界に伝え、訪日旅行客の増加と満足を高めるため、おもてなし事業者の充実を目指している団体です。
■一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会の会員一覧はこちら。
▲プレゼンテーションを行う学生たち
▲倉敷市長・伊東香織氏(写真左)と学生たちの意見交換の様子
▲セミナー参加企業・組織の皆様と一緒に集合写真