活動の報告
佐藤ゼミが「日中韓大学(院)生アイディア公募展」で奨励賞を受賞しました
2019年8月29日-31日に韓国・仁川市で開催された『第9回日中韓観光大臣会合』の関連行事である「日中韓大学(院)生アイディア公募展」(主催:日中韓未来世代フォーラム)で、立教大学観光学部の佐藤ゼミのチーム(メンバー:中村凪沙、兼子杏奈(交流文化学科)、高田詩織(津田塾大学学芸学部国際関係学科))が奨励賞を受賞しました。
公募テーマの主軸は日中韓の観光活性化で、佐藤ゼミチームは「Student Home-stay in Japan, China and South Korea」という提案書でコンテストに臨みました。「トライアングルホームステイ」と名付けた留学プログラムをアジアで経済的に成長した日中韓の3ヶ国間で行い、相対的に薄いと考えられる東アジアでの隣国協力関係を活性化しようというものです。現地研修でホームステイを行って着地型の異文化体験で理解を深め、自国での事前学習や研修後の3ヶ国共同会議でさらに隣国の文化について考えることで、将来的には異文化を理解し3ヶ国を結びつけるリーダー的な人材の育成を目的とします。さらに、活動をひろげて日中韓3ヶ国がアジアの成長を牽引することを目指します。
参加した佐藤ゼミの中村さんの感想です。
観光分野を専攻している3ヶ国の学生がひとつの場所で交流を行い、さらには将来の観光・日中韓の関係について討論する機会はとても貴重であり、参加して、英語力やプレゼンテーション力、それぞれの学生の考え方など知ることができ、刺激的でした。
各国の新しい観光のあり方やプログラムにフォーカスした発表が多い中、私たちの提案は将来の3ヶ国の観光を促進するために、根本的な異文化を知ることの重要性を示したことで独自の色が出せました。
課題としては、プランの根拠は確立できましたが、プログラムの内容(ホームステイの現実可能性など)を具体化したり、プレゼンテーションの見せ方を工夫すれば、さらに良い発表が可能だったと感じています。